葉隠 HAGAKURE by Daichi Soga


生きもののつながりのある畑づくり


久しぶりに丹沢自然学校のイベントに参加してきました。


里山の暮らしをされている吉田さん宅(丹沢自然学校の事務所兼)で飼っているヤギの梅ちゃんとその子供たちの柵づくりのお手伝い。


それと狩猟をされている虎谷さん自慢の鹿シチューなど鹿料理をいただくというもの。


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現状、ヤギは首輪で繋がっており、ロープの長さの分だけ自由に動くことができる。


だけど、場合によっては動いているうちにロープが首に絡まり、ヤギが窒息死してしまうケースがあるのだという。


そこで広い畑に柵をつくり、首輪を外してやることで、のびのびと放牧させてあげようというわけだ。


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しかし、ヤギの柵づくりは思ったより苦戦。


大きな畑のうち半分を放牧に使うということで、かなり大規模な柵になる上、思わぬところで誤算が出てきた。


想定外の内容をここでづらづらと書くつもりはないが、


結論として、先ずは何でもやってみないと分からん!ということだ。


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吉田さんや虎谷さん、それに他の参加メンバーの話を聞いていると、いろいろと勉強になる。


丹沢の山麓で自然に沿った暮らし方をするなら、ヤギとニワトリを飼った方がいい。

ヤギのエサはその辺の草だけで済むしミルクも出る。おまけにフンは畑の肥やしになる・・・

フムフム、なるほど!といった具合に。


あと誰かの意見で、国が経済破綻しても暮らしていけるように畑はあった方がいいよね、という声が挙がった。


この意見には強く同意する。


過去、戦時中の日本における民間人の中で唯一飢えに困らず暮らせていけたのは百姓だったからだ。


国の経済破綻や年金枯渇が起きても、最低限、住む場所と実りある畑さえあれば生きていける。


そう考えるとこれからの時代、ある程度自然回帰した暮らしが求められるのだと思う。


それがトランジションタウンの心髄ともいえる"持続可能な暮らし"にも繋がるしね。


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ちなみにハンターの虎谷さんは鹿を仕留めるところから解体まで全てできるという。


普段、"いのちをいただく"という過程を吹っ飛ばして、料理で食肉しか扱っていない人間にとって、すべての過程を経験することは、生き物のいのちの上に自分の命が生かされていることに気づく貴重な機会だ。


いま今、僕はハンターになろうと考えていないが、いつか自然の営みに沿った暮らし方をするべき時が来たらハンターになるかもしれないな。


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久々に丹沢の麓暮らしに触れたくて来てみたけれど、やっぱりいいところだよね。


吉田さん宅の周りには人工的なものが少ない分、自然の音のみが辺りに響く。


例えば鳥の鳴き声とか小枝の落ちる音とかさ。

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