葉隠 HAGAKURE by Daichi Soga


紅葉ど真ん中の檜洞丸


急に山が恋しくなって、久しぶりに丹沢山系の山を登りました。


この日は西丹沢に向かったので、丹沢湖(三保ダム)に近い西丹沢自然教室が起点となる。


西丹沢は比較的オーソドックスな表尾根と違って、どこかちょぴり寂しい雰囲気が好きだ。


しかも、深い秋とか冬の時期はどうも感傷的になる。。


センチメンタルをこよなく愛する僕にとって、もって来いの場所だな。


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今回のターゲットは犬越路経由の大室山。


が、登山口で急遽予定変更。


発作的に?気分が変わったので、檜洞丸(1601M)を目指すことにした。



コースは西丹沢自然教室~檜洞丸~犬越路、という順路。


いきなり大きな石ころだらけで足場が悪く、道とは呼べない道をひたすら登る。


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しばらく歩くとゴーラ沢出会いに到着、ここではちょっとした試練が待っていた。


先に進むには沢を渡る必要があるが、橋がないので自力で渡るしかない。


しかも肝心の沢は流れが速いし水量も多いことから、明らかに橋なしに渡るようレベルではない。


ホンマかいな!?と思ったが、前を行くカップルはさして濡れることなくサクッと渡ってしまう。


つまり、僕もまだまだトーシロってことだな。


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木々の間から所々見える山々は紅葉に染まってとても綺麗だ。


その風景に気づく度に、ふと立ち止まって見入ってしまう。


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そんな調子で進んでいくと、頂上に近づくにつれて整備されたフラットな道でとても歩きやすい。


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思ったより早く檜洞丸の山頂に到着した。


久しぶりの登山だけにしんどい思いをするかと思いきや、全体的に塔ノ岳よりハードルが低かった印象だ。


山のキツさは必ずしも高さに比例するわけではないのだな。



山頂は割と広く開けていて、まるで公園のような雰囲気だが、そこからの展望はそれほど良くはない。


むしろ、山頂までの間に見える風景の方がよっぽどいい。


この日の富士山は最高に綺麗だったが、山頂だとその景色も周りの木々たちが見事邪魔してくれている。


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檜洞丸の山頂にて野生のカモシカを発見。


普段、カモシカとお会いできる機会はないので、この遭遇はとても貴重だよね。


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さて、檜洞丸の次は犬越路へと向う。


檜洞丸を後に程なくして、これまで史上最高の絶景に出会う。


山頂での景色の期待ハズレが嘘のように払拭された。


西丹沢山塊の稜線が広がり、その背景には下の方がうっすら霧がかっている富士山が見える。


このワイド感は実際に目で見た者にだけ感動を与える。


だから、とてもじゃないが写真でこの感動を伝えることはできない。


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犬越路までの行程はこの日最大の試練だった。


痩せた尾根道をひたすら行くが、右を向いても左を向いても崖っぷち。。


落ちたら転げまわる一方で一貫のお終いだ。


いくつか大きな岩場を通らなくてはならないので、設置してあるクサリを駆使して慎重に進む。


初心者は絶対に避けた方が良いコースだと思う。


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犬越路でしばらく休憩していると、どうもゆらゆらと揺れを感じる。


気のせいかと思ったが、周りの木々もガサガサと音を立てているから間違いない。


めずらしく山で地震だ。


もし山で大地震に遭遇したら、どうすればいいのだろう。


やっぱり山崩れに注意かな!?


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やっぱり山はお一人様だからこそいいよね。


一人ゆえに自己判断で登るからちょっとした冒険だし、もし仮に何か不測の事態があってとしても自己責任の範疇なので大抵のことは納得もできる。


つまり、人のせいにはできない状況を作り出せる。


ヘタな一人旅よりよっぽどいい。


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