葉隠 HAGAKURE by Daichi Soga


新緑の京都を巡る 二条城 - 京都御所 [2013.4.27]


先日、GWの休暇を利用して京都に行ってきました。


京都は中学の卒業旅行以来なので実に15年ぶり。


旅行のきっかけは、うちの嫁のお腹の中に新しい命が宿り、二人だけでの旅行はもうないかもね・・・ってことで今回行くことに。


日本を代表する観光地で且つ、行きたいけどなかなか行けない場所っていったら、やっぱり京都でしょ!?


鎌倉に住み始めて早4年、多くの史跡を訪れて沢山の発見があったこともあり、最近は日本の歴史探索がマイブームになっている。


そんなこともあって僕の京都熱に火がついた。



ちなみに新幹線に乗るのは10年ぶり。


新幹線のスピードの早さに大人げなくときめいた。。


窓から見える富士山は眩しいくらいに綺麗だ。


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京都駅について早々、翌日嵯峨嵐山から乗る予定のトロッコ列車の乗車券をJR西日本の窓口で予約。


GW中とうこともあり京都はエラく込んでいるからコイツを事前に予約しておかないと当日券ゲットで苦労するハメになる。



京都一発目の観光地は二条城。


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卒業旅行で訪れた時は、二の丸御殿が改修中のため中が拝観できなかった。


二条城は徳川家康の京都滞在中の宿泊所であり、また徳川幕府最後の将軍 徳川慶喜が大政奉還を行った場所でもある。


二の丸御殿の内部は撮影禁止なので写真は一枚もないが、言葉では上手く表現できないくらい徳川幕府の権威・偉大さが伝わってくる。


かつて幕府の栄華を誇った御殿であったことは間違いない。


二条城 二の丸御殿
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襖絵がとても立派な書院造りになっており、徳川慶喜が大政奉還を行う様子など、ろう人形が置かれて再現されているので当時の状況がリアルに想像できる。


京都に行ったら一度は観ておかないと損かも。


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二条城の敷地内にある茶室でブレイクタイム。


和室はもとより、精練された癒しの庭がとても印象的だった。


こういった場所にくると心が洗われてとても落ち着く。


まるで時間が止まったかのようにいつまでも居られそうだ・・・。


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甘くて美味しい和菓子とちょっぴりほろ苦い抹茶の組み合わせは見事なほど絶妙なバランス。


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京都御所。


京都御苑内にある歴代天皇の御所。


この場所は宮内庁の管轄であり見学には事前予約が必要。


受付入り口の清所門にはパトカーが停まっており、御所の警備のため警察官が常駐しているようだ。


受付の際に身分証明書の提示が求められ、御所内の見学は現地ガイドの誘導に従い集団で移動する。

(一人勝手な行動は厳禁、捕まってしまうかも)


京都御所の元の名を土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)といって、一時的な仮住まいの里内裏であったが、戦乱などで内裏の度重なる消失によって次第に里内裏が正式な内裏となったとのこと。


建礼門
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鎌倉時代中期から明治まで天皇が住んでいた宮殿で、二条城が書院造りであるのに対し、この御所は平安時代後期の様式である寝殿造り。


二条城の豪華絢爛とは打って変わって思っていたより地味な印象を受けた。


幕府の力が朝廷の権威を上回っていたことも関係しているのかな!?



諸大夫の間。


正式な用向きで参内した時の控え所にあてられた三間の総称。


要するに待合室だが襖の絵にちなんで格の高さごとに三間。


格が高い順に『虎の間』(公卿の間)、『鶴の間』(殿上人の間)、『桜の間』(諸大夫の間)とある。


最も格の低い桜の間に関していえば、畳のへりが紅色であることが見て取れる。


この紅色のへりの畳は本来なら廊下に使用する畳で、公卿や殿上人と決定的な差別化を計っているとのこと。


どうもこういったところは嫌みなことに昔から格の違いを見せつけたがるよね。


格差社会は反対だ!!


それにしてもなんと素晴らしい襖絵なことでしょう、もう立派なアートだよね。


ちなみに日本に虎は生息していないから、絵師は虎の毛皮などを参考に想像で描いていたそうな。。


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御車寄(おくるまよせ)
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紫宸殿。


天皇の即位礼など重要な儀式を行う最も格の高い正殿であり、京都御所の象徴的な建物。


大正天皇、昭和天皇の即位礼もここで行われたそう。


紫宸殿の母屋中央には天皇の玉座である高御座(たかみくら)、その東側には皇后の御座の御帳台(みちょうだい)が置かれている。


現在の天皇、今上天皇の即位礼には高御座を解体して東京の皇居に運搬して使用したというからその手間のかけよう驚き。


即位礼が終わったらまた元の紫宸殿に戻すというから一苦労だ。


紫宸殿
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目が覚めるほど鮮やかな朱色の門は承明門。


平安時代の建築を継承した立派な建物群に何だかうっとりする。


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建春門
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清涼殿は天皇の日常の生活の場として使用されていた建物、要は住居部分にあたる。


まるで平安時代の生活風景が伺えるような雰囲気。


ここも寝殿造りで立派なんだけど、ここまで開放的な空間だと外の冷気で体調を壊しそうだね。


悪い言い方だが、形ばかり格好つけすぎて日常生活には非合理的過ぎる気がする。


清涼殿
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小御所では王政復古の大号令が発せられた際に、将軍 徳川慶喜の処遇を巡って、西郷隆盛や大久保利通らが一晩中議論したという。(小御所会議)


小御所(こごしょ)
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京都御所がある京都御苑はやたらだだっ広い公園って感じで閑散としているし、なんと言うか京都御所の観光はけっこうマニアックな方なのかも。


しかしながら比較的容易に回れる神社仏閣と違い、平安京の中心シンボルで積み重ねた長い歴史や神聖な場所として重みを感じる場所はそうない。

ここを訪れた人はなかなかの通であること間違いなしだ。
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