葉隠 HAGAKURE by Daichi Soga


一分間の黙祷


日本の太平洋三陸沖を震源とした地震から早一年。


今日の湘南の海は青く、とても天気のいい一日でした。



普段通り江ノ島から茅ヶ崎に向い、海岸沿いをランニングして気づいたことは、


海岸にたくさんの人が集まっているということ。



見たところ遊びや観光って感じじゃないな。


やっぱりいつもとどこか雰囲気が違う。



14時46分 市役所の放送の合図で、辺りにいた大勢の人達が海に向かって黙祷を捧げた。


たった一分、されど一分。


被災して亡くなった方に祈りを捧げよう。




一分間の黙祷の間にあらゆることが頭を駆け巡る。



一年前の今日、被災して亡くなった誰もが地震や津波で死ぬなんて思わなかったことだろう。


かけがえのない家族や親しい友人、愛しい恋人とはもう二度と会えないのです。


残された遺族の悲しみや苦難は果てしなく厳しいものに違いない。




もちろん、自分だっていつ死んでもおかしくはない。


所詮人間なんて死亡率 100% の死刑囚だ。


それはこの世に生を受けた時点で紛れもない事実。


きっと大事なのは、悔いのない人生、貴重な日々を送ることができたかということ。




自分のこれまでの生き方を振り返るたび、本当にこれでいいのかとつくづく思う。



人は死と出会って初めて、生きることについて真剣に考えさせられるものだな。

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